信じられない男たち
ネット上で出会った男性との出来事をノンフィクションで書き綴る暴露ブログ
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最初は「オフ会しようよ」という誘いだった。
だが私はネットで知り合った人とリアルで会うことは基本的に考えたことがなかった。
アバターを通じて知り合い、ゲーム内での相手のことしか知らないのに、なにを話せばいいのかわからない。
そして何より、不特定多数の人間に自分を知られることがとても怖かった。
誘いを断り続ける私に、彼は
「じゃあ二人オフしようか」と言いだした。
彼の態度から、彼が私に少なからず恋愛感情を持っていたことは分かっていたし、私も彼に少なからず好意を抱いていた。
だからこそ、嘘つき男の時のようなことがあったら、今のいい関係が終わってしまう。それがとても嫌だった。
私は彼に、嘘つき男との出来事を打ち明けた。
当然のように彼は「そいつはひどいな。男として最低だな。」と言った。
「自分なら絶対そんなことないけどな。見た目とか関係ないし」とも。
だが、会う前は誰もがそう言うのだ。
嘘つき男の件がすっかりトラウマになってしまっていた私は、それでも断り続けていた。
会ってカッガリされたくない。
そういい続ける私に、ある日彼がこう言ったのだ。
「ガッカリっていうのは、相手に対して過剰な期待があるからガッカリするんでしょ?
ボクは君に対して過剰な期待なんてしていないからガッカリすることなんてないと思うよ?」
思えばひどい扱いの気もするが、その言葉を聞いて、その時の私は気が楽になったのだ。
そうか・・・考えすぎなのかもしれない。純粋に友達として会おうと彼は言っているのだろう、と。
数日考えたが、彼に会ってみたい という気持ちが芽生えていたこともあり、彼の言葉を信じ、二人でなら会ってもいいと返事をしたのだった。
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